【第4回】実践を習慣化!感情コントロールやコミュニケーション改善を長期的に続けるためのヒント

サイクリング女性 職場の悩み

こんにちは。ウニザベスです。

前回の記事では、感情記録法、価値観マップ、関係履歴を使って、自分や相手を理解し、コミュニケーションを改善するための具体的な方法についてお話ししました。

今回は、その実践を長期的に続けるためのヒントや習慣化のコツをご紹介します。

せっかく取り入れた実践法も、続けなければ効果は感じにくいですよね。

今回は、少しずつ無理なく続けられる方法を一緒に考えていきましょう。

小さく始める:無理なく取り入れるコツ

何か新しいことを始めるとき、最初に抱え込んでしまうと長続きしないものです。

コミュニケーション改善や感情コントロールも同じです。まずは、小さなステップから始めることがポイントです。

実践例:

1日1分の感情記録:感情記録法を長期的に続けるために、毎日1分だけ時間を取って、感情の動きをメモします。スマホのメモ機能や手帳を使い、無理なく続けられる短時間で記録しましょう。たった1行でも、「今日は仕事で嬉しいことがあった」や「少しイライラした瞬間があった」と書くだけでもOKです。

価値観マップの小さな更新:価値観マップは、相手の話を聞いた後に小さな発見を1つ書き加えるだけでも十分です。「相手が新しいプロジェクトに興奮していた」「家庭の話に敏感だった」など、ささいな気づきでマップを少しずつ更新していきましょう。

日常に取り入れるポイント:

タイマーを使って短い時間を設定する:1分間だけ、スマホのタイマーをセットして記録を習慣化。

簡単なメモ習慣:朝や夜の時間を少し使って、気持ちの整理をメモする習慣を取り入れます。

定期的に見直す習慣を作る

感情記録や価値観マップ、関係履歴を定期的に振り返ることも、長期的に効果を得るために重要です。定期的に振り返ることで、過去の感情パターンや関係性の変化を確認し、次のアクションを考えるヒントになります。

実践例:

週に一度の振り返りタイム:週末に10分ほど時間を取り、1週間分の感情記録や価値観マップを見返してみましょう。自分の感情パターンや、相手との関係にどんな変化があったかを確認します。

月に一度の大きな振り返り:月ごとに、自分が成長した部分や、改善すべき点を大きな視点で振り返ります。たとえば、「今月は感情のコントロールが以前よりできた」「職場でのコミュニケーションがスムーズになった」などのポジティブな気づきを意識しましょう。

日常に取り入れるポイント:

カレンダーに予定を入れる:スマホや紙のカレンダーに「感情記録振り返りタイム」をスケジュールとして書き込むことで、習慣化しやすくなります。

チェックリストを活用:自分の進捗を確認するために、簡単なチェックリストを作りましょう。たとえば、「今週は3回感情記録をつけたか?」など、達成度を可視化することでモチベーションを維持します。

楽しみながら習慣を作る

感情記録や価値観マップを作るのは、時に面倒に感じることもあります。そんな時は、楽しみながら取り組める工夫が大切です。記録を義務に感じず、自分の成長を喜びながら続けることがモチベーション維持のカギです。

実践例:

お気に入りのノートやペンを使う:感情記録用に、好きなデザインのノートやペンを使うと、記録するのが楽しくなります。また、アプリを使う場合も、自分好みのデジタルツールを見つけることで楽しみながら続けられます。

感情記録をポジティブに活用:感情記録の中で、毎日必ず1つポジティブな気づきを書くようにしましょう。「今日は気分が良かった」「この会話はうまくいった」など、ポジティブな感情も意識して記録します。

日常に取り入れるポイント:

自分へのご褒美を設定:目標達成した時や習慣が続いた時には、自分へのご褒美を設定します。たとえば、1ヶ月続けたら自分の好きな食べ物を楽しむなど、小さな楽しみを挟むことでモチベーションがアップします。

まとめ:習慣化は無理なく、少しずつ進めよう

感情記録や価値観マップ、関係履歴を長期的に続けるためには、無理をせず、小さく始め、定期的に振り返り、楽しみながら続けることが重要です。これらの方法を日常生活に取り入れることで、後悔を減らし、より良いコミュニケーションを築いていくことができます。